伊藤、東京ラブストーリー告白編第二夜

伊藤、東京ラブストーリー告白編第二夜

大変お待たせしてしまいました。

前回の配信からはや5か月がたとうとしてました。

申し訳ございません。

お話を忘れた方もいるかもしれないので簡単におさらいすると

前回、私は告白をしましたが、やんわり振られるという結果になりました。ただ、なぜか二人でのカラオケチャンスをいただき、今現在という次第です。

では、簡単には終わらない伊藤の恋物語。

是非引き続きお付き合いください。

 

彼女から思いがけずカラオケに誘ってもらうというご褒美をいただいた私ですが、

終電がなくなってしまうので場所は彼女の最寄りになりました。

何度もご飯には行っていたものの彼女とカラオケに行くのは初めてでドキドキが止まりませんでした。

ただ年代、ジャンル含めカラオケのレパートリーには多少なりとも自信があった私は

「めっちゃ自信があるものまねがあるんです。」と自らハードルを上げて十八番の桑田のTSUNAMIで楽しい雰囲気を作ろうと思いました。

ただこれが選曲ミスでした。

好きな人と二人きりのカラオケで緊張のあまり桑田の発声方法を忘れてしまい、歌としてはそこそこでものまねとしては微妙な結果をお見せすることになってしまいました。

彼女に初めて聴いてもらう曲で大失敗した私は心の傷心具合が半端じゃなく、二人きりなのにあからさまに落ち込みました。

その時彼女がフォローしてくれていたと思うのですが、記憶に蓋をしてしまい正直あまり思い出せません。

気を取り直し、続いて初めて聞く彼女の歌声に耳をすましました。

一気に引き込まれました。彼女はとても可愛い歌声で心の中で小室哲哉が愛しさと愛しさと愛しさを両手にキーボードをかき鳴らしていました。

年代が近い事もあり、終始私たちの世代の懐メロで盛り上がりました。

二人とも歌いつかれ最寄りという事もあったので彼女のお家に泊めてもらうことになりました。

実はこれまでも何度かお家にはお邪魔をしており、その頃から男性として意識されていないことには気づいていました。

夜風にあたりながら歩く彼女の家までの道はとても幸せな時間でした。

もしものたらればのストーリーが現実になったようでした。

もちろんですが彼女は意識していなくても私はすごい意識をしているので、

彼女の家に行くといつも脈拍の上昇と血圧の上昇を感じています。

健康体じゃなければ倒れている所でした。

彼女の家につくとそこら一帯がパンツをはいた某うさぎのキャラクターでひしめいていました。

本日の私の枕候補です。

シャワーを借り就寝体制に入りながら、髪を乾かす彼女とまた他愛無い話をしていました。

「この夜は永遠なのではないだろうか」なんてその瞬間は思っていました。

私自身出会ったみんなと離れる寂しさがあったので出会った人と離れるのが寂しいという話もしていました。

彼女と話しながら端々から彼女自身も寂しがってくれてるのがなんとなく伝わってくるのが

少なからず彼女に認められてる気がしました。

朝日も徐々に近づいてきており、夜が明けようとしていました。

東京にいるのも残り2週間をきっており最後のラストチャンスにかけて彼女に

「最後にもう一回ご飯に行きませんか」

と伝えました。

彼女はまたも快諾してくれました。

次回「伊藤、東京ラブストーリー完結編 渋谷に散る」をお送りします。